映画パンフレット(ワーナー・ブラザース・A4) DVD
原作本・上巻(新潮社) 原作本・下巻(新潮社)
映画パンフレットより
原 題:
Contact
製 作 国:アメリカ
製 作 年:1997年(H9)
配 給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ
監督:ロバート・ゼメキス
製作:ロバート・ゼメキス、 スティーヴ・スターキー
原作:カール・サガン
原案:カール・サガン、 アン・ドルヤン
脚本:ジェームズ・V・ハート、 マイケル・ゴールドバーグ
撮影:ドン・バージェス
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演者
ジョディ・フォスター、 マシュー・マコノヘイ、 ジョン・ハート
ジェームズ・ウッズ、 トム・スケリット、 デイヴィッド・モース
ウィリアム・フィクナー、 ロブ・ロウ、 アンジェラ・バセット
ストーリー
電波天文学者の“エリー”・アロウェイ博士(ジョディ・フォスター)は、砂漠の中の電波天文台で観測中に、恒星ヴェガ付近から地球に向けて電波信号が発せられているのに気づく。これは、地球外知的生命体からのメッセージに違いない。彼女が待ちに待っていた瞬間がついにやってきたのだ・・・・・・!
エリーは、物心ついた時からつねに答えを求めていた。「なぜ我々ははここにいるのか。我々はいったい何者なのか」夜、こっそりベッドを抜け出し、父の短波ラジオの傍らに座り込んで、その疑問に応えてくれる声が聞こえないかと耳を澄ました幼い日。そして、彼女を心から愛し、この世のたくさんの不思議に気付かせてくれた父が亡くなった後、エリーは科学に没頭する。求め続けた答えを見つけるには、これ以外にないと思ったのだ。
大学で彼女が選んだテーマは、地球外知的生命体からのメッセージの探究。卒業後も、大多数の科学者からの嘲笑や、成功の確率の圧倒的な低さにもかかわらず、エリーはもう何年も、宇宙からの電波の観測を続けていた。
仕事の合間、週にほんの数時間しか許されなかったその観測は、地球外知的生命体から何らかのメッセージが送られてきた時、それをキャッチするためのものだった。彼女は確信していたのだ。宇宙の彼方に“何か”がいることを・・・・・。
そして、とうとうメッセージは届いた。エリーは正しかったのだ。送られてくる電波信号を数字に変換すると、どこまでも続く素数の羅列になる。これは、素数を理解するまでの水準に達した生物の住む惑星を探すため、何らかの知的存在が発したメッセージに違いない。
電波信号は単に素数を表しているだけでなく、複数の読み取り方ができることがわかった。世界中の国々が協力して解読を進めるうちに、驚くべき事実が判明する。このメッセージには、乗員を宇宙へ運ぶことのできる宇宙間移動装置(“ポッド”)の設計図が含まれていたのだ。
これは、想像もつかない新時代の幕開けなのか、それともハルマゲドンの到来なのか・・・・・? 世界中を巻き込んだ騒ぎが続き、この装置を建造するか否かについても論争が巻き起こる。
最初にメッセージを発見し、その後も解読の中心となってきたエリーだったが、科学捜査班のリーダーの地位にはたして彼女が適任かどうかをめぐる争いが起こる。
そんな中、彼女は国際的な影響力を持つ宗教学者で、合衆国政府のトップレベルのアドバイザーでもあるパーマー・ジョス(マシュー・マコノヒー)に援護を求めた。
パーマー・ジョスとエリーは、かつて愛し合った仲だったが、仕事第一のエリーのせいで二人の恋いは短命に終わっていた。遠い宇宙に目を向けてきた科学者と、人間の内面に深く分け入ろうとする宗教学者。まったく異なる信念を持って生きてきたニ人だが、メッセージを理解しようとする共通の情熱から新しい絆で結ばれ、改めて愛し合うようになる。
ポッドの建造が決定し、人類は警戒しながらも新しい時代へ向けて新しい一歩を踏み出そうとしていた。
設計指示によれば、ポッドの座席はただひとつ。そして、人類を代表して、初めて地球外知的生命体と接触する役割を担うことになったのはエリーだった・・・・・!
映画パンフレットより