ハム再開から75年の年月が過ぎ、今では簡単にオールバンドや、オールモード、オールIC、デジタル表示のすばらしい無線機の数々が手に入る世の中です。
しかし、その昔、無線機といったら性能や機能では今と比べものにならない簡素なものでした。真空管を使用した、なんとなく手作り風のデザイン、そんな国産ハム用リグは、いったいどこにいってしまったのでしょうか? ごく一部の懐かしいリグはJARL展示室や電気通信大学の歴史資料館に行けば見ることができます。しかし、その大半はまだ納屋や土蔵、押し入れの片隅でホコリを被ったままで忘れかけられていないでしょうか?
そんなリグをもう一度復活させてみたいと思い、戦後75年になるいま、こんな思いを込めて無線機の歴史を振り返ってみました。
JA1SWL いのうえ・あきひこ
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菊水電波 S-23 Sky Rider |
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